自分の「得意」を販売できるアプリ「ココナラ」のいいところ・よくないところ。実際どのくらい稼げる?
ココナラは、自分の「得意」を販売できるアプリです。
最低価格500円からスキルを気軽に売り買いできることが特徴で、現在130万人以上の登録者数をほこるサービスになっています。
- いいところ
- よくないところ
- その他
- どのくらい稼げる?
いいところ
抽象的なサービスを販売しやすい
ココナラでは、いわゆるビジネススキルだけでなく、抽象的なサービスを販売することができます。 たとえばココナラで一番売れているサービスは占いです。 抽象的なサービスであっても、適正な価格設定をしてサービス内容にオリジナリティを出すことで、購入してもらえる可能性が高いことが特徴です。
出品者主体の販売システム
ココナラでスキルを出品する際、販売価格や販売内容などは出品者が設定します。 クラウドソーシングサービスなどによくあるような、発注者が募集内容を決め、受注者がその内容に従って仕事をするというシステムではありません。 そのためサービス提供に関して、出品者が主体となって進められることがポイントです。
匿名でのやり取りが可能
ココナラでサービスを販売する際、必ずしも顔写真や実名で活動する必要はありません。 もちろん顔写真や実名を出すと信頼感を得やすいですが、実際に匿名で出品して人気ランキング上位に入っているユーザーも数多くいます。 自分の身元を明かして活動することに抵抗がある人でも参加しやすいのがココナラのメリットです。
ユーザーが多いのでサービスが売れやすい
ココナラはスキルシェアサービスの中でも登録ユーザー数が130万人超と多いです。
そのため購入者もたくさん存在しています。
サービス内容や価格設定などにもよりますが、必ずしもランキング上位にならなくてもスキルが売れる可能性が高い傾向にあります。
よくないところ
販売手数料が高い
同じ購入者から得た報酬額の合計に対して、部分ごとに税別の販売手数料が加算されますが、その割合が高めです。 たとえば5万円以下の部分に対しては25%の手数料がかかるため、仮に同じ購入者から5万円の報酬を得ても実際の収入は37,500円以下になります。 高めの手数料が各購入者からの報酬にそれぞれかかってしまうので、販売価格から予想していた報酬を下回る可能性が高いです。
ココナラのサービス外で連絡などができない
不正防止の観点から、ココナラでマッチングした出品者と購入者が外部のメディアやSNSに移動してやり取りをすることは禁止されています。 LINEやSkypeでの連絡も不可で、あくまでココナラ内でのやりとりのみに限定されています。 そのため、たとえばフリーランスを目指す人がココナラでクライアントをつかみ、ビジネスをココナラ外に広げていくなどといったことはできません。
コンスタントに高額を稼ぐのは難しい
ココナラで出品できるスキル一件当たりの価格は500円スタートで、高いものだと数万円になります。 しかしひとつのサービスにつき数万円の単価で多数の人に購入してもらうためには実績作りやランクアップが必要で、難易度が高いです。 また、当然ですが購入してもらえなくなったら収入もなくなるので、ココナラだけで安定してまとまった金額を稼ぐのは難しいといえます。
その他
公開依頼制度がある
ココナラには、「こんなサービスを依頼したい」という購入者側からの要望を掲載する「公開依頼」というシステムがあります。
公開依頼に自分から声をかけ、スキルをアピールすることで顧客をつかむこともできます。
競合アプリがあるジャンルは売れにくい傾向
多種多様なサービスを出品できますが、売れやすいものとそうでもないものがあります。
たとえば手芸や裁縫などの代行サービスは、minneなどハンドメイド専門の競合アプリが強いため、ココナラで売れやすいとはいえません。
出品したいジャンルによっては、アプリを使い分けるほうがよいでしょう。
占いや動画編集などが人気
ココナラでは占いや動画編集などが人気のジャンルとなっています。こうしたサービスを出品できる人は稼ぎやすいです。 ココナラのサイトやアプリから、ランキング上位のサービスをチェックしてみましょう。
どのくらい稼げる?
2ヶ月ほど前からココナラでタロット占いのサービスを出品しているOさんにお話をきいてみました!
占い師としてのお仕事をする傍らで副業としてココナラも利用しており、だいたい月に11時間ほど稼働しているとのことです。