田舎暮らしでシュフティを始めた50代男性の話

noshiftデリバリーワーク編集部

シュフティといえば登録しているワーカーは主婦層がメインです。

しかし、主婦しかできない、主婦向けの仕事しかない、というわけではなく、実際には男性でも働くことはもちろん可能です。

事実、実績トップの方は男性のワーカーです。

今回は50代男性、Macoolさんのシュフティ体験談を紹介します!

Macoolさん

今年の4月30日から利用し始め、シュフティ歴3か月になりました。

過去にはインターネットプロバイダを立ち上げたり、パソコンスクールを運営したり、貿易をやっていた時期もありました。

なぜ起業してばかりなのかというと、アメリカに10年いたせいもあるのかもしれませんね。

会社勤めより、自分で仕事をしたいタイプです。

目次
  1. 始めたきっかけは田舎への引っ越し
  2. 在宅ワークで働き方改革
  3. シュフティに参加
  4. シュフティは稼げるのか
  5. 苦労したこと
  6. 最後に

始めたきっかけは田舎への引っ越し

現在は軽井沢の別荘地に住んでいます。

都会の喧騒を離れのんびり暮らそうと思ってのことですが、やはり何も仕事をしないわけにはいきません。

田舎で仕事を探してみたところ、現実にはなかなか理想通りのところが見つかりませんでした。

田舎で就職の特徴

  • 就職口が少なく選べない
  • 肉体労働が多い
  • 工場の仕事が多い
  • エレガントな仕事が少ない
  • 時間的な拘束が多い
  • 賃金が安い
  • 仕事が過酷
  • 変な頑張りを求められる
  • 急な用事で休みにくい
  • 週休二日でない所もある

田舎はのんびりできて良いのですが、都会と違う風土や、求人が少なく賃金が安いなど、今までとの違いに戸惑うことが多かったです。

実際に勤めてみても、その土地柄に馴染めなかったり、人間関係も田舎特有なところがあり大変でした。

理想とする仕事

  • 首都圏と同じチャンス
  • 賃金が高い
  • 知識と能力で稼げる
  • 自宅でできる
  • 自分のペースでできる

なかなか就職で理想的な仕事が見つからず、在宅の仕事を探していたところでシュフティに出会いました。

現在はこれで暮らしていけるかに挑戦しているところです。

都会でも注目を浴びるテレワーク

最近は巷でも、2020年に開催される東京オリンピックの渋滞緩和のために色々な施策が行われています。

テレワーク(会社のオフィスに出社する事なく在宅で業務をする事)で通勤ラッシュを軽減する実証実験も行われているようですね。

これは実際にロンドンオリンピックの渋滞緩和策として採用され、その後の働き方が変わったと言われています。

日本でもオリンピックを境に働き方に大きな変革が起こるかも知れませんね。

在宅ワークで働き方改革

働き方改革などと言われ長時間労働が問題視されていますが、仕事の評価基準を変えなければ、労働環境は一向に改善することはないでしょう。

  • 時給をやめる
  • 事務所をやめる
  • 出勤をやめる
  • 成果に対する評価

こうすれば、経済効果と幸福度は格段に上がります。

どんな成果を残したのかで評価されるのではなく、遅くまで事務所に残って何かやっている人が評価される、という風潮が大きな問題です。

シュフティに参加

そういった思いがある中、シュフティという在宅ワークのサービスがあることを知り参加しました。

シュフティでは時間をかけてがんばって仕事をしていることは評価されません

どれだけ時間をかけても中身が悪ければやり直しですし、中身がきちんとしていれば時間が早い方が評価されます。

事務所に出勤することなく自宅で完結でき、仕事の中身で評価される。

まさに理想の働き方というわけです。

シュフティは稼げるのか

多くの夢を語りましたが、実際のところシュフティで稼げるかというと現実はそれほど甘くありませんでした。

シュフティで仕事を募集しているクライアント側は小規模な会社や個人が多いようで、仕事というよりは内職として発注しているレベルに感じてしまいます。

メインの仕事としては厳しい

3ヶ月で受けた仕事は70件ですが、収入としては6万円になるかならないのレベルで、到底メインの仕事として暮らせていける金額にはなりません

例えばライティング3000文字で1500円の案件ですと、シュフティ初心者にとっては高額な方になりますが、文字単価に換算すると0.5円です。

これで高額な部類ですから頭が痛くなります。

文字単価は高くて0.5円

ブログ記事やライティングの場合は、1文字0.2円~0.4円程度であることが多いです。

3000文字の記事を書くとしても、ただ単純にタイピングが速ければ良いというわけではありません。

構想を練ったり、資料を集めたり、リサーチ・分析など、執筆以外にかかる時間を考慮しなくはいけません。

1個の案件を終わらせるのに時給換算で数百円なんて事になりますよ。

ライティング以外も単価は低い

IT関連の仕事をしていて契約社員や派遣の仕事もしていたことがあるのでわかりますが、シュフティで依頼されているIT関連の仕事の金額を見ると派遣の10分の1なんて依頼ばかりです。

仕事が直ではなくて、下請けの下請けの下請けくらいの換算であると感じます。

現時点では、まだまだ本気のお仕事として依頼が少ないとも言えそうです。

なぜ続けているのか

単価が安くて生活していけないのであれば、なぜ3か月も続けているのでしょうか?

金銭的に満たされなくても、以下の理由で続けています。

  • 持て余した時間で1円でも稼ぎたい
  • 頭の体操でボケ防止になる
  • 世間の役に立ちたいボランティア精神

現状、私の在宅ワークはこのレベルですが、将来的にはもっと在宅ワークの市場は広がると考え、それに備えている意味もあります。

苦労したこと

シュフティではどの仕事に応募するかは自分で選べますし、好きな仕事だけやっていれば苦労はなさそうに思いますが、全くそんなことはありません。

仕事量と収入に波がある

選べる自由は手に入りますが、当然ながら自分も選ばれなければなりません。つまりは応募しても採用されなければ仕事がないということです。

普通の会社であれば仕事の多い少ないに関わらず一定の給与は保障されています。しかし在宅ワーカーは仕事を取れなければ報酬は下がる一方で、収入が波に左右されやすいです。

裏を返せば、やればやっただけ収入が増えるというメリットでもあるんですけどね。

クライアントとの意思疎通が難しい

クライアントからの仕事の依頼が具体的でない場合が多いです。

データ入力のようなやることがはっきりしている仕事はいいんですが、ライティングでは相手がどんな目的で記事を作りたいのかを汲まないと要望にあった執筆が難しいです。

連絡ボードで質問したりもできますが、やはり文字だけのやりとりだと微妙なニュアンスまでは伝わらないこともあります。

苦労した仕事依頼

  • コミュニケーション不足
  • 何を望んでいるのか判らない
  • 提出しても却下され続ける
  • 言葉遣いが悪い
  • 高飛車な依頼人

人と人との仕事ですので、クライアントとの相性は大事です。

募集要項からもある程度はわかりますが、こればっかりは実際にやってみないとわからないのが難しいところです。

相性がいいクライアントが見つかったら、できるだけ継続発注をもらえるよう交渉したいですね。

詐欺案件に注意

多くはないですが、中には疑いたくなるような怪しい仕事を見かけることがあります。

例えば、梱包状態などをリサーチしているので、ネット通販で実際に商品を注文をし、届いた時の梱包状態をチェックする、といった仕事です。

代金を立て替えて購入した後に転送する事を仕事のように表現していますが、荷受け代行詐欺の可能性があります。

また、サンプルや個数限定商品をクライアントに送らせて転売に使われるなどのトラブルも起きています。

そのような怪しい案件を見つけた場合は手を出さない、もしくは運営に通報して適切な対処をしてもらいましょう。

最後に

シュフティで要領よく稼ぐには、コミュニケーション能力を高めることが重要です。

仕事によっては初めからどういう事が起こるか予想し、客観的に考える能力が必要です。

適当な仕事をしていると、それは相手にも見抜かれます。

3000文字という条件があれば楽して文字数を稼いだ方が労力はかかりませんが、調べたり、文法を工夫することで付加価値を付けていくことで自分の価値を高めていくことに繋がります。

一見すると遠回りのようですが、結局は自分のスキルとなって帰ってきます。

いい仕事をすれば継続発注で長い付き合いに繋がる場合もあるし、実績として残れば別の仕事繋がるチャンスにもなります。

まだまだ、インターネットを使った在宅ワークは始まったばかりの世界、これからはパソコンでできることは家で働くことが当たり前となっていくことでしょう。

この他にも「シフトなし」の仕事をあつめました。

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