大阪の郊外・僻地エリアでストレスなく稼ぐ!Uber Eats 配達パートナー体験談

noshiftデリバリーワーク編集部

大阪ではUber Eats 、出前館、menu、Woltと複数のフードデリバリーサービスが展開されています。

私は大阪の中央区や北区などの中心部ではなく、郊外や僻地と呼ばれるエリアでUber Eats の配達パートナーをしています。

この記事では、郊外・僻地で実際に働いてみて気づいたことやオススメのエリア、注意すべき点などについてまとめました。

これからUber Eats 配達パートナーに挑戦したい人や、既に配達している人の参考になれば幸いです。

プロフィール

■20代男性 ■フードデリバリー歴:2年

本業はフィットネストレーナー(フリーランス)です。フードデリバリーは慣れがモノをいう仕事だと思います!

目次
  1. 大阪郊外のUber Eats が働きやすいと感じる理由
  2. 大阪郊外は実際に稼ぎやすいのか?
  3. 大阪郊外ならではの注意点
  4. 大阪郊外で稼げる&役立つエリア情報
  5. 配達に必要なもの&あると便利なアイテム
  6. まとめ(大阪郊外のUber Eats )

大阪郊外のUber Eats が働きやすいと感じる理由

私が普段配達しているエリアは以下の通りです。

 
区のエリア鶴見、東成、城東、旭
市のエリア大東、東大阪、門真、守口

大阪に住みながら、なぜ中心部ではなく郊外で配達しているのか、それは居住地だけが理由ではありません。

中心部は単価が良いので効率的に稼ぎやすいですが、その半面では以下のようなデメリットもあります。

  • 交通量や人の数が多く事故率が高い
  • タクシーや高級車による煽り運転が多い
  • 駐車禁止をとられる可能性が高い
  • 配達員が多いので案件がきづらい
  • タワーマンション案件は配達に時間がかかる

こういったデメリットを考えると、多少効率が落ちても郊外で配達する方が都合がいいことが多く、自分にとって稼働する上で一番ストレスを感じないからです。

やはり副業でまで余計なストレスを貯めたくないので、私は効率的な収入以外にも重点を置いているといったところです。

大阪郊外は実際に稼ぎやすいのか?

大阪でUber Eats のサービスがスタートしたのは2018年、そして私がUber Eats に登録し配達を始めたのは2020年です。

登録した当初は加盟店も現在と比べれば少なく、あまり注文が入らなかった印象があります。そのため最初の半年間は稼げた記憶がありません。

しかし、そこから徐々に加盟店も増えていき、現在稼働しているエリアでも注文が入りやすくなりました。

ただ、今考えてみると各エリアの土地柄を覚えることや立ち回り方など分からなかった為、単純に経験不足が原因で稼げていなかったのではないかと思います。

今では随分と良くも悪くもUber Eats の認知も増え、リピーターも増えているため、過去配達したことのあるマンションや戸建に配達することもよくあります。

経験を積み、工夫することで稼ぎやすく

注文が入るのをただボーッと待っていては稼げるものも稼げません。

特に春や秋頃はフードデリバリー業界でも閑散期で、なかなか注文が入らず体力と時間だけが奪われていくこともしばしばあります。

だからこそ戦略をたて注文が入らなければ、注文が入りやすいエリアに稼働場所を移すこともとても大切です。

登録当初と現在を比べると、経験を積んだ今が一番稼げているのではないかと思います。

働きやすいアプリを選ぶのがオススメ

フードデリバリーは、時間帯や天候によってインセンティブが異なります。このため、1つのサービスに絞らず複数登録して使い分けている配達員が多いです。

出前館はUber Eats よりも単価が高く、menuは長距離配達になればなるほど報酬が増えるという特徴があります。

デリバリー各社でエリアやルールが異なるため、自分の働き方に合ったサービスを選んでみてください。

私は3社登録しましたが、基本的にはUber Eats で稼働しています。もっとも長くサービスを展開しているだけあって働きやすく、副業には最適だと感じているためです。

Uber Eats はアプリがわかりやすく、ネット上の情報もとても多いので、フードデリバリーがはじめての人も働きやすいと思います。

大阪郊外ならではの注意点

大阪の郊外は中心部に比べて道も広く、どの配達車両でも運転しやすいのが特徴です。

しかし、戸建が集まる住宅街やマンモス団地など、配達員が迷いやすいエリアも存在します。さらに長距離配達の注文しか入らないこともザラにあるのが短所です。

ここからは、私が稼働している中で、できれば避けたい場所、危険だと感じた場所を紹介します。

大阪郊外で避けたいエリア

東大阪市 ~注文自体が少ない~

八戸ノ里から石切方面(近鉄奈良線)、俊徳道から弥刀方面(近鉄大阪線)は共にかなりの僻地で加盟店も少ないため注文が入りづらい傾向があります。

稀に注文が入ることもありますが、同じ近鉄線でよく注文が入るエリアの布施方面へ配達する案件はなかなかありません。

門真市 ~メインエリアから離れる~

大日、古川橋から先のエリア(寝屋川方面)へ配達した場合、郊外の中でも比較的注文が入りやすい鶴見区や京阪守口駅周辺へ戻るには時間がかかってしまうケースが多々あります。

旭区 ~避けたい「淀川越え」~

太子橋周辺にある加盟店は、橋を渡ったすぐ横の東淀川区に配達する割合が多めです。

淀川エリアに向かうことを配達員の中で「淀川越え」と言い、体力を使う割には稼げず中心部へ戻るにも時間がかかることから避けられている場所です。

大東市 ~ロングピック多し~

配達距離が長く、赤井方面は高頻度で渋滞しており配達時間のロスに繋がることも。

特に生駒山のふもとの住宅街へ配達した場合は、案件が連続で入っていたとしてもそのままかなり遠くのエリアへ飛ばされる可能性があります。

危険な場所(事故に注意・街頭が少ない場所)

私が配達していて危険だと思った場所をまとめました。

スピード違反による事故注意の道

・阪神高速13号東大阪線下の大通り(東大阪から港区まで)

・国道1号線

・花博通り

街灯が特に少ない地域(住宅街)

夜の稼働時に注意が必要なエリアは以下のとおりです。

 
市区エリア名
鶴見区徳庵(とくあん) / 放出(はなてん) / 安田
城東区天王田(てんのうでん) / 諏訪(すわ)
東大阪市横沼町 / 森河内東(もりかわちひがし)
大東市野崎
守口市八島(やしま)

大阪郊外で稼げる&役立つエリア情報

郊外は中心部と違い基本的にヒートマップがありません。

ヒートマップとは、配達需要のピーク時に通常の配達料金にプラス100円〜300円のインセンティブが加算されるエリアのことで、配達員の中では「シミ」と呼ばれています。

中央区や北区などの中心部であれば、ヒートマップ内から出ないようにすれば稼げますが、郊外では注文が入るエリアと入らないエリアとで大きく稼げる金額が変わってきます

だからこそ、効率よく稼ぐためには土地勘がとても大切になってくるのです。

私の経験から、注文が入りやすいエリアや注文が入らない時の待機場所、通称「地蔵スポット」など、配達の際に役立つ情報をまとめました。ぜひ参考にしてください。

雨の日や週末はインセンティブが発生することも

前述した通り郊外にはヒートマップがありません。

ですが、週末や雨が降っている日などは、ヒートマップが城東区(蒲生4丁目付近)や布施まで出ていることもあります。

大阪郊外で待機しやすい場所

鶴見区横堤のダイエー駐車場

鶴見区横堤のダイエー駐車場
鶴見区横堤のダイエー駐車場

加盟店も周りにあり、便利で待機しやすいスポットです。夏は脱水対策として飲み物の調達、冬場は回数が増えがちなトイレを借りられて非常に助かります。

布施駅前の道路

布施駅前の道路
布施駅前の道路

周りに加盟店も多く、道路の端に停車できるスペースがあります。東大阪市をメインで稼働されている方はオススメです。

鴫野(しぎの)市営住宅前の道路

鴫野(しぎの)市営住宅前の道路
鴫野(しぎの)市営住宅前の道路

鴫野のマクドナルドやOAP(大阪アメニティパーク)の加盟店から注文が入りやすい場所です。ほかにも城東区や鶴見区など、需要が高い地域にすぐ向かえるため、注文ピーク時間のロスに繋がります。

  • マック地蔵についてはこちらの記事がオススメ

各地域のコンビニ

定番中の定番です。軽食や水分の確保、お手洗いなど配達員が一息つくにはぴったり。

待機しているコンビニがローソンの場合、ほとんどのローソンはUber Eats の加盟店なので、運が良ければそのまま注文をゲットできる可能性もあります。

よく配達員が集まっている場所

やはり駅前が人気です。

  • 布施駅
  • 近大前
  • 放出駅

あまり知られていない穴場情報

鶴見区諸口4西にある市営住宅街

鶴見区諸口4西にある市営住宅街
鶴見区諸口4西にある市営住宅街

注文がストップした時に市営住宅エリアに戻ると8〜9割の確率で新しい注文が入るという経験があります。

100%ではないものの高確率なので、興味がある方はぜひ訪れてみてください。

布施駅から八戸ノ里までの道筋

布施駅は前述した通り加盟店も多いですが、その分配達員も多めな傾向があります。

配達員が多いと自分に案件が入りにくいこともあるのがデメリットです。

そのような時は、近鉄奈良線に沿って走ると、河内小阪(カワチコサカ)などの駅に隣接している加盟店から注文が入ることも多いのでオススメです。

配達に必要なもの&あると便利なアイテム

125cc小型自動二輪(PCX)
125cc小型自動二輪(PCX)

配達車両は自動二輪

Uber Eats をはじめて1年半ほどは50ccスクーター(ジョルノ)で稼働していました。

現在は125cc小型自動二輪(PCX)です。二段階右折などをしなくていいので稼働しやすくなったと感じています。

  • 原付二種(125cc以下)について詳しくはこちら

必需品&オススメ便利グッズ

配達バッグ
配達バッグ

私の必需品は以下のとおりです。

  • 配達バッグ(必須)
  • スマホホルダー
  • モバイルバッテリー
  • 雨具(耐水圧10,000〜20,000mmがオススメ)

特に雨の日に稼働するなら、しっかりした合羽を持っていると安心です。アウトドア用などのレインウェアには耐水圧が記載されているので、購入時の参考にしてください。

以下は持っていると便利なグッズです。

  • 小さめの保温、保冷バッグ(配達バッグ内に入れる)
  • 発泡スチロールレンガ(商品の崩れ防止)
  • バスタオル
  • ワイヤレスイヤホン
配達バッグの中身
配達バッグの中身

写真のように、保冷バッグやレンガ、バスタオルを入れて商品が揺れないように工夫しています

ワイヤレスイヤホンは片耳だけ使用しています。

走行中のイヤホンについては自治体によって条例が異なるので確認しておきましょう

まとめ(大阪郊外のUber Eats )

Uber Eats は会社とは違いマニュアル等がないため、初めは手探り状態で稼働する必要があります。

しかし、今はネットやYouTubeなどで配達の参考になる情報がたくさんあるので、私が登録した頃よりもスムーズに配達できると思います。

私は本業やほかの副業が軌道に乗るまでは、今後も隙間時間に稼働していく予定です。

最後に、今からUber Eats の配達パートナーになる方は自転車よりもバイクでの稼働をオススメします。

なぜなら、現在自転車はほとんど1配達あたり300円という低単価報酬になっているからです。

バイクの報酬はそこまで下がっていないので、専業もしくは副業でもぜひバイクで効率的に報酬を獲得していきましょう。

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