Uber Eats の料金を解説!店内で食べるのに比べてどのくらい高い?チップは払った方がいい?

noshiftデリバリーワーク編集部

Uber Eats で商品を注文してみたいけど、料金はどのくらいかかるのかな?お店で食べるよりも高いのかな?という、値段に関することは気になる部分じゃないでしょうか。

実は、Uber Eats で注文する料金と、お店で食べる料金は同じではありません。さらに、商品の代金とは別に配送にかかる3種類の手数料があります。

Uber Eats は便利な反面、お店で食べるよりも割高になる傾向がありますが、料金の仕組みを理解しておけば、手数料を最小限に抑えることができます。

本記事では、Uber Eats を注文する時の手数料の仕組みや、支払い方法、キャンセル料や、チップは払った方がいいのかなど、料金に関することを解説していきます!

目次
  1. Uber Eats の注文で発生する手数料
  2. Uber Eats はお店で食べるより高い?
  3. 手数料を安くするポイント
  4. Uber Eats でテイクアウトした場合の料金は?
  5. Uber Eats で使える支払い方法は11種類
  6. Uber Eats のキャンセル料はかかるのか
  7. Uber Eats でチップは払うべきか
  8. まとめ(Uber Eats の料金の仕組み)

Uber Eats の注文で発生する手数料

Uber Eats を注文すると、商品代金の他に3つの料金が発生します。

  1. 配送手数料:50円~(距離などで変動)
  2. サービス料:商品代金の10%
  3. 少額注文における手数料:150円(700円以上の注文で0円)

これらの手数料を商品代金に足した合計金額が、Uber Eats を頼む時にかかる料金です。

1.配送手数料

配達手数料
配達手数料

配送手数料は、注文する店舗から届け先までの距離により変動する料金です。また、注文時に稼働している配達パートナーの数や、注文する時間帯でも料金が変動します。

配送手数料は、安くて50円、高くて550円程度が相場です。私が過去に利用した限りでは、配送手数料は50〜250円程度のお店がほとんどでした。

配送手数料が高いということはお店までの距離が遠くなるため、配達パートナーの方も届けるのに時間がかかってしまうという意味でもあります。

少しでも早く届けて欲しいという気持ちもあって、私はなるべく近いお店(目安は配送手数料が200円以内)を選ぶようにしています。

マクドナルドのようなチェーン店でいくつか店舗がある場合、自宅から一番近いお店で注文すると配送手数料を節約できます。

2.サービス料

Uber Eats で商品を注文すると、合計注文金額の10%がサービス手数料として発生します。注文金額に比例してサービス料も高くなりますが、上限は350円までです。

例えば1000円の料理を注文した場合は1000円の10%で100円のサービス料が加算されます。

「注文した料理の合計金額」の10%なので、配送手数料にサービス料がかかることはありません。

以前は料理を何個頼んでも手数料が変わることはありませんでしたが、サービス料が追加されたことで、品数が多くなったり、高額な商品を注文した場合の手数料が高くなってしまいます

余談ですが、Uber Eatsの消費税は内税表示になっています。なので、表示の金額に加えてさらに消費税を支払うことはありません。

3.少額注文における手数料

少量の注文の配達手数料
少量の注文の配達手数料

Uber Eats の合計注文金額が700円に満たない場合は、150円の少額手数料が発生します。

これも基準となる金額は料理の代金のみで、配送手数料やサービス料を含まずです。

Uber Eatsで頼める700円未満の料理は意外と少なく、お弁当や丼ものはだいたい700円を超えます。例えば、大戸屋のお弁当は950円〜、ココ壱番屋のカレーは740円〜です。

そのため、普通に注文する分にはあまりお目にかかることがない手数料かもしれません。

ハンバーガーや牛丼を単品で頼んだり、一品ものだと700円を下回ることがあります。

少額手数料として150円追加で払うのであれば、付け合わせ、ドリンク、デザートなどを1品追加して700円以上に調整して注文した方がお得ですね。

700円以上になれば、発生する手数料は「配送手数料」と「サービス料」の2つで済みます。

Uber Eats はお店で食べるより高い?

マクドナルドの価格
マクドナルドの価格

Uber Eats で注文すると、サービス料や配送手数料がかかるだけでなく、お店で食べる時に比べて商品自体の価格も高く設定されています。

地域によって異なりますが、私の住む町の3店舗の価格差を調べてみました。

マクドナルドの価格

※2022年9月現在
商品名Uber Eats 実店舗差額
ビッグマック430円390円40円
ダブルチーズバーガー390円350円40円
てりやきマックバーガー390円350円40円

メニューにもよりますがUber Eats との差額は1割増しといった感じでした。思ったほど割増金額は高くありません。

マクドナルドはお昼時などはかなり混雑しますし、行列に並ぶことを考えたらUber Eats を使いたくなっちゃいますね。実際、Uber Eats でマクドナルドを利用する人は非常に多いです。

ちなみに公式のマックデリバリーも同じように割増料金があり、店舗で購入するより割高です。

配達料は一律で300円ですが、最低注文金額が1500円と高めなので、ひとり分を注文するならマックデリバリーよりUber Eats の方が便利です。

サブウェイの価格

※2022年9月現在
商品名Uber Eats 実店舗差額
チリチキン650円430円220円
えびアボカド750円530円220円
ローストビーフ810円590円220円

近所のサブウェイは、Uber Eats の差額を220円で統一していました。

サブウェイの注文は、パンの種類や焼き方、ドレッシングの種類に野菜の増減やトッピングなど、店員さんからの確認がものすごく多いです。そのため混んでいる時間帯は回転が悪く、順番待ちがかなり長くなることが多いです。

腰痛持ちの私は並ぶのが苦手なので、お昼にサブウェイが食べたい時はUber Eats で頼んでしまいますね。やはり並ばずに済むというメリットが大きいです。

ただし、Uber Eats で頼む場合、野菜の増減やトッピングなどのカスタマイズは残念ながらできません。私は利用する時間帯によって店舗とデリバリーを使い分けています。

やよい軒の価格

※2022年9月現在
商品名Uber Eats 実店舗差額
しょうが焼1,080円670円410円
チキン南蛮1,270円790円480円
4種のチーズハンバーグ1,450円900円550円

近所のやよい軒は、定価に6割程度上乗せしたUber Eats 価格を設定しています。他のお店に比べて割り増し料金がかなり高いです。

やよい軒はご飯がおかわり自由で人気ですが、私の町には1店舗しかなくいつも混雑しています。しかも並ぶ場所が屋外なのもあって、なかなか並んで食べに行くことはありませんでした・・。

Uber Eats だと正直かなり高くなってしまいますが、お家でゆっくりやよい軒のチキン南蛮を楽しみたい時にはいいですね!Uber Eats ではご飯のおかわりができないのは残念ですけどね。

このように、Uber Eats は店舗と比べて割高になっていますが、どの程度値上げしているかは店舗によって様々です。

しかし、常に行列ができている人気店や、お昼や夕方など混んでいる時間でも並ばずに買うことができ、家まで持ってきてくれるというのは大きなメリットです。

時間の無駄を省いて、家で他のことをしながら一歩も外に出ずに料理が届く、っていう楽さを体験してしまうと、多少高いとわかっていてもついつい頼んでしまいますね。

手数料を安くするポイント

  • Uber One を利用する
  • フィルターを活用して近くの店を選ぶ
  • 混雑している時間帯の注文は避ける
  • 手数料無料キャンペーンを利用する

少しでも手数料を節約して、Uber Eats をお得に注文するコツをお伝えします。

Uber One を利用する

Uber One(ウーバーワン)とはUberのサブスクリプションサービスで、月額498円払って加入すると、1200円以上の注文で配達手数料が何回でも無料になります。

頻繁にUber Eats を注文する人ならすぐに元を取れるでしょう。

配送手数料が高くなってしまう遠くのお店を利用しやすくなるし、雨などで配達パートナーが不足して配送手数料が値上げしている時にも気兼ねなく注文できます。

フィルターを活用して近くの店を選ぶ

フィルタ機能
フィルタ機能

配送手数料が高くなる一番の理由は、配達の距離です。

近いほど配送手数料は安くなりますが、店名を見ただけではどこにあるのかわからないことも多いです。

そんな時は、店舗を探す際にフィルターを活用しましょう。

最大配送手数料いくらまでと指定して、近くて配送手数料が安いレストランだけを表示することができます。

混雑している時間帯の注文は避ける

もうひとつ配送手数料が高くなる理由は、注文が混雑していて、配達パートナーが不足している時です。

例えば、ランチやディナーのピークタイム、もしくは悪天候の日などです。

特に天気が悪い日は配達パートナーは減る上に、注文が増える傾向があるため、配送手数料がかなり割高になる傾向があります。

手数料を節約したい場合は、そういう日の利用は避けた方がいいでしょう。

手数料無料キャンペーンを利用する

Uber Eatsでは手数料無料キャンペーンが行われていることがあります。このキャンペーンの開催期間中に対象の店舗で注文すれば配送手数料がゼロになります。

ただし、この手のキャンペーンで無料になるのは「配送手数料」のみで、「サービス料」と「少額注文時の手数料」は対象外となってしまうので注意です。

他にも、ワンコインキャンペーン、1個頼むと2個目無料など、つねになにかしらのキャンペーンが開催されています。

最新情報は注文アプリを見てみるか、メールニュース、公式ツイッターなどで確認してみてください。

Uber Eats でテイクアウトした場合の料金は?

配達とお持ち帰り画面の比較
配達とお持ち帰り画面の比較

Uber Eats の注文は、指定場所に商品を届けてくれる「配達注文」と、商品を自分でテイクアウトする「お持ち帰り」があります。

しかし、Uber Eats で30回以上注文経験がある私でさえ、お持ち帰りで注文したことがありません。理由は、お持ち帰りで注文するメリットがほぼないからです。

Uber Eats のお持ち帰りで注文した場合は配送手数料は発生しませんが、商品代金はお持ち帰りでも同じ金額になります。

先ほども解説したようにUber Eats 用に金額が上乗せされているケースがほとんどなので、その分割高になってしまいます。

昔はテイクアウトをやっていなかったお店も、コロナ禍以降は積極的にテイクアウトに対応しているので、直接テイクアウトで購入した方がUber Eats の割増がなく安く済みます。

Uber Eats で使える支払い方法は11種類

Uber Eats で使える支払い方法は、下記の11種類あります。

  • クレジットカード
  • デビットカード
  • プリペイドカード
  • LINE Pay(ラインペイ)
  • PayPay(ペイペイ)
  • Apple Pay(アップルペイ)
  • 楽天ペイ
  • 現金払い(代引き)
  • PayPal(ペイパル)
  • Uber Cash(ウーバーキャッシュ)
  • ギフトカード

Uber Eats は非常に多くの支払い方法に対応しています。事前決済だけでなく、直接現金で支払えるのも便利ですね。

私はUber Eats の支払いに「デビットカード」と「PayPay」をよく利用しています。どちらも口座残高から支払うため、後払いのストレスがなく注文できるからです

PayPayに関しては、Uber Eats のキャッシュバックキャンペーンをたびたび実施しています。ほかの支払い方法よりもお得に注文できるので要チェックです。

Uber Eats のキャンセル料はかかるのか

Uber Eats は注文後にキャンセルすることが可能です。

ただし、キャンセルにはいくつか条件があり、キャンセル料が発生するケースもあります。

Uber Eats の注文をキャンセルできる条件

Uber Eats の注文は、進捗状況が下記の状態であればキャンセルが可能です。

  • 配達パートナーがお店に到着する前
  • 配達パートナーがお店で商品を受け取る前
  • 配達パートナーがお店に到着後、または配達パートナーがすでに商品を配達中でも、状況によってはキャンセル可能

注文がキャンセルできるかは、配達パートナーの状態がポイントです。配達パートナーの現在の状況は注文アプリから確認できます。

Uber Eats の注文をキャンセルする方法

Uber Eats の注文をキャンセルする方法は下記の3ステップです。

  1. アプリ注文画面下部にある「メニューバー」で「領収書」のアイコンをタップ
  2. 注文状況の確認画面で「注文をキャンセルする」をタップ
  3. 確認画面で再度「注文をキャンセルする」をタップして、キャンセルを確定

Uber Eats 公式HPのヘルプでも、キャンセル方法を確認できます。

公式ヘルプ:ご注文のキャンセル方法について

キャンセル料が発生してしまう場合も

Uber Eats の注文のキャンセルは、タイミングによってキャンセル料が発生します。

請求されるキャンセル料は以下のとおりです。

  • レストランが商品の準備を開始した後 → 商品代金のみ
  • 配達パートナーが商品をお店から受け取った後 → 商品代金と配達手数料の両方

注文した商品がすでに準備を開始しているかどうかが、キャンセル料が発生するボーダーラインになります。

キャンセル料がかかる段階になってしまうと、注文した代金はそのまま支払うことになります。

まだ調理に取り掛かっていなければキャンセル料はかからず、注文代金は全額返金されます。

▼詳細はキャンセルポリシーをご確認ください

Uber Eats のキャンセル ポリシーについて

Uber Eats でチップは払うべきか

Uber Eats では、商品の注文前または注文後に、配達パートナーに「チップ」を支払うことができます。

Uber Eats を実際に注文する時にチップが追加できることを知って、チップは支払わないとダメなのかな?どのくらい払えばいいのかな?と不安になった人もいるんじゃないかと思います。

Uber Eats を注文すると、届く前と届いた後にチップを払う画面がアプリに表示されます。

チップ金額画面
チップ金額画面

結論として、Uber Eats のチップの支払いは任意です。

Uber Eats は海外発のサービスなので、海外のようにチップが当たり前なのかな?と思われる方もいるかもしれませんが、チップを支払うかどうかは注文者が決めることで、強制ではありません。

私は、予定時間より早く届けてもらって嬉しかった時や、雨の日で配達が大変そうだなと思った時にチップを支払ったことがあります。

また、置き配で注文した時に、商品を直接地面に置かずに紙を敷いてくれたことがあって、その気遣いが嬉しくてチップを払ったことがあります。

置き配だと顔を合わせることがないですし、決して高額でなくても、感謝の気持ちとしてチップを支払うのは楽しい文化だなと思います。

Uber Eats のチップの支払い方

Uber Eats のチップは、3つの支払い方があります。

  1. 注文確定後のアプリ内で支払う
  2. 配達完了後に評価画面で支払う
  3. 現金支払い時に直接渡す

注文前と、配達完了後に、Uber Eats のアプリを通してチップを支払うことができます。

注文時の支払い方法が「クレジットカード」または「デビットカード」の場合のみで、渡せるチップの上限は注文金額の2倍です。

ちなみに、チップとして支払った金額はUberが差し引くことなく、全額配達パートナーに支払われます。

なお、デビットカードは種類によってチップが追加できないとのことです。私が使用している「Kyash」というデビットカードではチップの加算が可能でした。

アプリを通さず、直接チップを渡すこともできます。

よくあるパターンが現金支払いでお釣りを配達パートナーにチップとしてあげることですね。コンビニでお釣りを募金箱に入れる感覚で渡す方はけっこう居るようです。

高級マンションでは、封筒にお札を入れて渡される方も居ます。

まとめ(Uber Eats の料金の仕組み)

Uber Eats 注文時の手数料は、距離や金額にもよりますが、普通の注文だとだいたい1回の注文で200〜400円くらいにおさまるイメージです。

手数料の価格帯は、自宅周辺にどれくらい加盟店があるかによっても変わってくると思います。

ちなみに、出前館などほかのフードデリバリーサービスも、配送手数料はUber Eats 同様に変動制です。

近くても遠くても一律料金だと配達員の負担が大きくなるだけなので、致し方ない部分ではありますね。

Uber Eats では定期的に配送料無料や割引キャンペーンがあるため、上手に活用してお得に注文しましょう!

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