世田谷区・目黒区・大田区で稼げる場所は?Uber Eats 配達パートナー体験談

noshiftデリバリーワーク編集部

私は本業でフードデリバリー、副業でWebライターをしています。

人付き合いが苦手なので、一人でできるフードデリバリーの仕事が性に合っています。また、若くないので自分の体力に合わせて働けることも大きな魅力です。

この記事では、二子玉川駅 、 自由が丘駅 、 田園調布駅 周辺をメインに稼働していて気づいたことや注意点、稼げるエリア情報を紹介します。

投稿者のプロフィール

■40代後半/男性/フードデリバリー歴2年 ■配達エリア … 東京都世田谷区、目黒区、大田区

地元のみで活動しています。ゲーム感覚で楽しくやっています!

目次
  1. 世田谷区・目黒区・大田区のフードデリバリー事情
  2. 世田谷区・目黒区・大田区で稼げるエリア情報
  3. 地域ならではの注意点 ~二子玉川エリアは難易度高~
  4. 配達車両とグッズについて
  5. まとめ

世田谷区・目黒区・大田区のフードデリバリー事情

自由が丘駅
自由が丘駅

世田谷・目黒・大田エリアで稼働しているサービス

私は現在、Uber Eats(ウーバーイーツ) Wolt(ウォルト)menu(メニュー)出前館(でまえかん)の4サービスに登録しています。2年前、Uber Eats の名前をよく耳にするようになり、興味を抱き始めました。

最初の1年はUber Eats のみでしたが、2年目から他の3サービスに登録しました。きっかけはバイクの故障です。

Uber Eats での配達中にバイクが故障。レッカー移動し修理に20日間かかりました。この間は収入が無く、非常に辛かったのを覚えています。

この経験から、Uber Eats ではバイク、他3サービスでは自転車を登録車両にして、トラブルの際に空白期間が出ないようにと考えたのが複数登録した理由です。

ただ、出前館は1件しか配達実績がありません。注文が入っても1秒も経たぬうちに他の配達員に受注されてしまい、注文が取れません。また、店舗への到着時刻も厳密に指定されており、時間調整が困難です。

稼ぎやすさについて

登録した直後と現在では、稼ぎは大きく変化しました。一番の要因は2021年12月のUber Eats 料金体系変更です。

それまで一件500円前後で稼げていたのが、これを境に全て300円均一に…。私は一時期Uber Eats から撤退し、Woltを主軸に稼いでいました。

Woltは東京の場合、基本料金だけで650円とかなり稼げます。ただ、難点は注文数が少なく、都心部に出る必要があることです。

結局、現在はバランスを取り、メインをWolt、Woltが無い時間をUber Eats のショートで埋める作戦を取っています。Uberでもショートをたくさんこなせば、回数に応じたインセンティブで追加収入を見込めます。

世田谷区・目黒区・大田区で稼げるエリア情報

世田谷区・目黒区・大田区エリア

注文が多い(待ち時間が少ない)場所

自由ヶ丘エリアです。マクドナルド、スターバックス、吉野家などファーストフード店が多く、調理の早い店が多いことが理由です。

インセンティブは会社によって異なる

昨年まで、Uber Eats ではランチタイム、ディナータイムはインセンティブが発生し高単価な注文を取ることができました。どの場所でも同程度に発生していたように思います。

しかし、2021年12月からUber Eats の料金体系が刷新され、現在ではほぼ全ての注文が300円固定となっています。

「配達調整金」の名目で結果的に金額が増加することがありますが、理由は不明です。増額されても、「え?なんで?」というのが正直な感想です。恐らくですが、Uber側のアルゴリズムで、リアルタイムに変動しているのではないかと推測しています。

また、Woltでは場所ではなく、雨の日になるとインセンティブが発生します。これはほぼ100%発生します。

待機しやすい場所

いつも自由ヶ丘駅前のバスロータリー広場で待機しています。ベンチがたくさんあり、私以外の配達員もよく待機・休憩しているのを見かけます。

この場所はフリーWi-Fiも使えるので非常に助かっています。1回30分、一日に何度でも使えます。公衆トイレもあり、待機場所にはもってこいです。

駅前なので店舗も集まっており、注文も入りやすいように感じてます。

配達員の人気スポット

マクドナルドは配達員の人気スポット
マクドナルドは配達員の人気スポット

マクドナルド自由が丘店 前です。配達員の人気スポットで、待機しながら情報交換しています。

マクドナルドはどの地域、どの店舗でも配達員が集まっています。各店舗から半径最長1キロ程度の注文しか受けないという決まりがあるようです。そのため、必然的にショートドロップの注文だけになり、効率よく稼げるからです。

待機している配達員は、昨年まではよく「マック地蔵」などと揶揄されていたのを覚えています。最近は以前に比べ地蔵は減りましたが、それでも一番よく集まる場所であることに変わりありません。

あまり知られてない穴場情報

ズバリ、自宅周辺です(笑)。私の場合等々力駅になります。繁華街や都心は稼げるのですが、競争が激しいレッドオーシャンです。

それに比べ、地元商店街は時間帯によってはブルーオーシャンです。すき屋とマクドナルドが1件ずつあれば意外と注文が取れます。

特に早朝と深夜は狙い目です。ほぼほぼ自分1人で回している気にすらなります。地元だと地理も詳しいですから有利ですね。

また、雨の日は地元オンリーと決めています。濡れたら着替えに帰れるし、悪天候でもすぐ退散できるからです。

地域ならではの注意点 ~二子玉川エリアは難易度高~

スターバックスコーヒー
スターバックスコーヒー

ピックアップに時間がかかり、できれば避けたい場所

二子玉川エリアは極力避けるようにしています。 二子玉川ライズ・ショッピングセンター 、 玉川髙島屋S・C 内のレストランパートナーからの注文が多いのですが、ピックアップに非常に時間が掛かります

まず、 二子玉川ライズ・ショッピングセンター の地下駐輪場に駐輪するのに5分、そこからショッピングセンターまで徒歩5分、最上階のレストランフロアに上がるまで5分と、計15分は掛かります。

また、ドロップ先も近くのタワーマンション(二子玉川ライズタワー&レジデンス)であることもしばしばで、入館・退館に10分は掛かります。

ですので、よほど他のエリアで注文が取れない日を除き、二子玉川エリアは避けるようにしています。

危険な場所(交通事故が起きやすい、放置車両の撤去をされやすいなど)

これも二子玉川駅周辺です。放置車両の取り締まりが非常に厳しく、監視員数名が常に駅周辺を巡回しています。私の知る限り、都内で最も環境美化の意識が高い場所です。あらゆる車両の駐車・駐輪が不可能です。

配達車両とグッズについて

配達車両は電動アシスト自転車

最初の1年は125㏄のバイク、現在は電動アシスト自転車です。当初は大好きなバイクに乗りたい気持ちもあって配達していました。バイクだと早いですし、3km以上のロングドロップでも躊躇なく注文を受諾出来ます。

ただ、毎日配達するうち、「いつか事故るな……」と恐怖を抱くようになりました。バイク配達員は、きっと皆少なからず同じ気持ちではないでしょうか。大げさでなく命がけで働いています。

私の場合、バイク故障を機に自転車に乗り換えました。電動アシスト自転車の良さに気づいてからは、自転車オンリーで配達しています。

自転車にしてから心理的なストレスが大幅に減り、自然と活動時間が延びました。収入もバイク時代と同等に稼げており、もろもろの維持費を考えると自転車のほうがコスパが良いと感じています。

まとめ

今後もUber Eats の配達は長く続けていきたいと思っています。

自分の好きな時間に働けて、煩わしい人間関係もない。それでいて、レストランパートナーと注文者様とちょうど良い距離感でコミュニケーションが取れる。一人だけど一人じゃない気がします。

会社など組織に属していると、社内の人間関係が本当にやっかいです。マウントの取り合い、出世競争、派閥、etc。本来の業務より、それらの苦労の方が多いのではないでしょうか。

その点、フードデリバリーは業務そのものに集中できる仕事。体を動かせますし、毎日外の空気を吸えます。本業でなくとも、気晴らしに持ってこいです。

そんな良さがあるので、私は他の人にも勧めたい仕事です。

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