Uber Eatsについて詳しく

【コロナ禍明け閑散期到来】Uber Eatsは今でも稼げるのか?東京遠征して検証してみた結果!

noshiftデリバリーワーク編集部

フードデリバリーはコロナ禍で大きく需要を伸ばしましたが、2023年5月8日にコロナが5類に移行されたこともあり、注文量は徐々に減ってきています

私は千葉県で稼働していますが、平日の晴天日は鳴りが渋く、平均すると1時間2回くらいの鳴りで、以前と同じようには稼げなくなってきています。

そんな千葉で働く配達パートナーが疑問に思ったのは、「東京都内であればまだ稼げるのか?」ということです。

コロナ禍明けの晴天鳴り渋という条件の中、東京に遠征してガチ稼働したらどれくらい稼げるのか、実際に検証してみました!

今後、厳しくなることが予想されるフードデリバリー業界ですが、都内とそれ以外ではどのくらいの差があるのか、すでに配達パートナーをされてる方も、これからやってみようと思っている方にも参考になる記事になっていると思います!

目次
  1. 東京で1日稼働の条件
  2. 東京で1日稼働していくら稼げたのか
  3. 東京のオーダースポットと単価
  4. 東京稼働のメリット・デメリット
  5. 東京稼働して分かったこと
  6. まとめ

東京で1日稼働の条件

まずは東京で1日稼働する際に、どんな条件でやったのかを紹介します。

  • 125ccバイク稼働
  • 平日の晴天稼働
  • 全受け稼働(東京に出るもの以外)
  • 現金取り扱いはON
  • 配達時間は12時間使い切る

平日の晴天はフードデリバリーは最も鳴りが渋いです。

そんな中でUber Eatsの1日の稼働上限である12時間を使い切り、いくら稼げるのかという検証になります。

東京で1日稼働していくら稼げたのか

最初に結論から言うと…、1日で22114円稼ぐ事ができました!

想像してた以上に良かったし、わざわざ行く価値があったと思います。千葉では平日で1日稼働しても2万円を超えることはなかなかないです。

都内稼働はまったくの素人で土地勘がないにも関わらず、それをカバーできる鳴りの強さはすごいなと感じました。

千葉稼働との売上比較

ちなみに、千葉で同じように12時間稼働しても、12000円ほどしか稼げませんでした。

当然ながら鳴りの強さや配達件数も違いますが、それよりも単価が全然違うことに驚きました。

千葉での平均単価は450円でしたが、東京での平均単価は630円もありました。1件あたり180円も差があり、倍率でいうと東京は千葉の1.4倍です!

東京のオーダースポットと単価

東京で1日稼働した時のルートの流れと、オーダー単価をざっくりまとめます。

東京稼働の配達ルート

  1. 小岩
  2. 亀戸
  3. 錦糸町
  4. 馬喰町
  5. 御徒町
  6. 日暮里
  7. 南千住
  8. 浅草
  9. 日本橋
  10. 八丁堀
  11. 月島
  12. 銀座
  13. 三田
  14. 恵比寿
  15. 目黒

この中から、単価が良かったところや、鳴りが良かったエリアをピックアップします。

新小岩

小岩〜新小岩はマクドナルドのかなり鳴りが強い印象でした。

3、4店舗ほど鳴りが強い場所がありましたが、地蔵している配達員もかなり多かったです。

配達件数増やしたい方はマクドナルドで回すのもアリだと思います。

錦糸町

錦糸町は、商業施設内に加盟店が結構多く、ピックするのが面倒だなと感じました。

また、バイクを停めるのも初見では分かりづらかったので、錦糸町で稼働するのは慣れないと大変なイメージでした。

鳴りはよかったので商業施設を避ければ効率は良さそうです。

上野・御徒町(アメ横)

上野〜御徒町は、加盟店が多くピーク時に稼働していた時は鳴りが強かったです。

ただ、人通りも多い場所なので、ピック場所を覚えていないと迷ったり見つけにくいところもありました。

個人的には、鳴りが良かったので加盟店の場所をマスターしたいと感じたスポットです。

銀座

銀座は、中央区なので一方通行が多く、ピックが大変な印象でした。

単価は割と高かったので、土地勘をつけてピック場所をマスターすれば中央区稼働は結構オススメなのかもしれません。

目黒

三田、目黒、恵比寿あたりはぐるぐると鳴るようなイメージでした。

また、ゴーストレストランも多く、住宅街ドロップも多かったので、件数削りにはいいんじゃないかと印象でした。

単価に関しては、私が稼働した日は千葉とあまり大差はなかったです。

東京稼働のメリット・デメリット

  • 平日でも鳴りが良い
  • 平均単価が高い
  • バグ単価案件も多い
  • Uber Eatsオンリー稼働でも稼げる
  • 僻地がなくドロップ先を気にしなくていい
  • 商業施設の面倒なピックが多い
  • タワマンドロップが多い
  • 一方通行、車線変更禁止などの違反リスクが高い
  • 50ccバイクは稼働がかなりし辛い

平日でも鳴りが良い

千葉では平日だとどうしても鳴らない時間がありますが、東京では平日でも基本的に鳴りっぱなしというイメージでした。

晴天の平日でも、1時間3件以上は最低保証があるといっても過言ではない鳴り方です。

雨の日や土日にも稼働したことがありますが、そういう日は鳴りは止む事はほとんどなく、1時間4件以上は鳴っていた印象ですね。

跨ぎクエストの消化に困った時は、土日でフル稼働すれば最低でも50〜60件はクリアできると思います。

平均単価が高い

マクドナルドのオーダーを比較してみると、パッと見て分かるように同じ距離でも100円の差があることがわかります。

他にも、同じ距離なのに200〜300円差があるオーダーもありました。

やはり単価の高さは収入に直結するので、東京で稼働するの一番のメリットといっていいと思います!

高単価案件も多い

最近、Uber Eatsで多発している高単価案件ですが、都内だとかなり高頻度で飛んできます!

ピークタイムでもアイドルタイムでもあまり関係なく飛んでくるので、雨が降っていたらかなり飛んできそうな印象でした。

画像のものは、ピークタイム中に飛んできたものです。

物量がかなり多かったので珍しいオーダーだとは思いますが、ここまで高いことは珍しいのでビックリしました!

今度、雨の日に都内稼働してみようと思っているので、また結果を報告していきます!

▼高単価案件についてはこちらの記事で解説してます

Uber Eats で高額報酬がもらえるマグロ案件(バグ単価)について解説!実際に配達して検証してみました

タワマンドロップが多い

東京は高層ビルやタワーマンションドロップがかなり多いです。

特に月島勝どき、港区方面は、高確率でタワーマンションドロップでした。

タワーマンションの体験談としては

  • 入り口に辿り着くまでものすごい遠回りさせられる
  • 防災センターから入ってくださいと言われる
  • 入口やエレベーターがフロアごとに分かれていてどこから入るのかわかりにくい
  • 1階だと思っていた場所が実は2階だった

などなど、初見では間違えずに配達するのは不可能といってもいいようなものばかりでした。

普通ならマンションに到着したら2~3分でドロップ完了するところ、タワマンだと10分以上かかってしまうことはザラにあるので、跨ぎクエストや雨クエストなど件数を稼ぎたい時はタワマンを避ける事をオススメします。

また、ドロップ先が【水上バス表記】の案件は、高確率でタワマン案件なので気を付けましょう。

一方通行、車線変更禁止などの違反リスクが高い

都内の道路には、一方通行や車線変更禁止区域がたくさんあります。

普段、千葉で稼働している私にとっては、その多さにビックリしました。

特に日本橋や人形町などがある中央区は一方通行地獄のような道路ばかりで、土地勘ないとデリバリーには難しいなと感じました。

  • 一方通行違反(違反金6000円 違反点数2点)
  • 車線変更禁止 (違反金6000円 違反点数1点)

共に違反金6000円ですが、出稼ぎして違反金取られるのはかなり痛手なので、初見で稼働される際は標識をちゃんと見て稼働するようにしましょう。

都内はバイクの駐禁取締りが多い!

都内では駐禁取締りがかなり多く、二輪の取締りも多いようです。

商業施設や駅ナカなどのピックでは切符切られるリスクが高いので、有料であっても駐輪所に停めるか、ピックが大変そうなオーダーはキャンセルしてしまうのも自己防衛のために必要だと思います。

50ccバイクは稼働がかなりし辛い

東京都内は50ccバイク(原付バイク)はかなり稼働するのが大変です。

二段回右折の道路地獄はもちろん、原付侵入禁止道路が結構あります。

また、誤ってそのまま右折して違反してしまったり、禁止道路侵入して事故に繋がる可能性も否定できません。

できれば、広範囲を稼働するにも125ccバイクで稼働する事をオススメします。

東京稼働して分かったこと

  • マンションに入ってるゴーストレストランが多い
  • ビル内や加盟店密集区域はピック場所を見つけにくい
  • ずっと鳴るマクドナルドがいくつかある
  • ドロップ先が隠されているオーダーが多い
  • 中央区は一方通行がかなり多い
  • 上野(アメ横付近)は鳴りがかなり良い
  • 稼働上限(12時間)使い切れば2〜3万円は稼げる

ビル内や加盟店密集区域は店がかなり見つけにくい

雑居ビルなどに入っている加盟店は、オーダーの注意項目に階数が書いてない事が多く、すぐには見つからないことが何度かありました。

加盟店が密集しているエリアではピンずれもあり、慣れるまではピックにも苦戦しがちです。

その時は店舗名をGoogleで検索して事なきを得ましたが、ピックのたびに探すのは手間がかかるので、その点はデメリットだと感じました。

やはり東京は圧倒的に店舗の数が多く密度も高いので、店舗を探すだけでも一苦労です。

ドロップ先が隠されているオーダーが多い

最近、ドロップ先が隠されていて、国道や市町村区名で表記されているオーダーがあります。都内ではこれが高頻度で飛んできます。

普通のドロップ先から面倒くさいドロップ先のものもありますが、中にはタワマンが隠されているものも結構あったりしたので、気をつけた方がいいオーダーになります。

金額と距離が割りにあってないオーダーは、拒否してもいいのかなと感じました。

上野(アメ横付近)は鳴りがかなり良い

画像を見ても分かるように、上野付近は常にヒートスポットとして赤くなっていました。

実際に稼働してみると鳴りは良く、数珠鳴りもしたので、アメ横付近は加盟店が多いだけでなく注文者もかなり多いようです。

ただ、人通りも多くお店が混んでいると提供が遅くなってしまうため、ピックに時間かかる店の見極めは必要だと感じました。

跨ぎクエストの件数に困っていたら上野付近で稼働するのはオススメだと思います!

まとめ

東京稼働してみて、一番の感想は「鳴りが良い」というのが一番大きかったです。千葉も関東ですが、隣の県でここまで鳴り方が違うのは驚きました。

やはり東京はコンクリートジャングルと言われるだけあって、建物が密集して人口も多いので数珠鳴りしやすいのだと感じました。

わざわざ千葉から通うのはどうなのかなと思うところもありましたが、これだけ効率に差が出るのであれば全然アリだと感じました。

専業勢は閑散期は都内まで遠征稼働副業勢でも土日は都内稼働というスタイルはかなりオススメできます。

私もまだ都内稼働は初心者のため、土地勘を付けて効率を上げていけばまだまだ稼ぎは伸ばせそうだと感じました。

今後も随時遠征して情報アップしていきますので、チェックしてみてください!

オススメ記事