【ジャイロキャノピー】Uber Eats 配達パートナーがミニカー登録車買ってみた!【MAX60Km?!】
フードデリバリー配達員の皆さんは、ジャイロキャノピー(GYRO CANOPY)をご存知でしょうか?
ピザ屋さんが配達に使ってるバイクと言えば分かりやすいかもしれません。
実はあのバイク、ミニカー登録をするとかなり便利な乗り物に化けるんです!
この記事では、フードデリバリー配達員が『三輪バイク・ジャイロキャノピー』を使う有用性について、詳しく紹介します!
- 配達が楽しくなる!ジャイロキャノピーの利点
- バイザー効果で多少の雨や風ならへっちゃらです!
- ミニカー登録車のメリット
- ミニカー登録車のデメリット
- ジャイロキャノピーミニカー登録車のまとめ
配達が楽しくなる!ジャイロキャノピーの利点
配達バックも楽々収納可能!出し入れがとっても簡単!

別売りの配達ボックスを装着すれば、配達バックがすっぽり収納できるので、雨の日でも水濡れの心配がありません。
配達ボックスの開け閉めが面倒という方は、荷台にコンテナをセットして配達バックを入れる方法もあります。
コンテナは結束バンド、配達バックはゴムロープ使えば簡単に固定できるので、配達ボックスと比べ手軽でコスパも〇。
ただし、コンテナは雨が防げないので配達バックの浸水が気になる方は、費用はかかりますが配達ボックスの購入をおすすめします!
料理の積み込み・受け渡しがしやすい

配達バックを背負っている場合、店内にバックを持ち込むか・車両に置いていくのかと気を使います。
※最近はUber Eatsバックの盗難も多いので、繁華街にあるお店だと心配です…。
しかし、荷台に配達バックが収納できるジャイロキャノピーは、手ぶらで商品をピックして荷台のバックに積み込むだけ!
雨の日のマナーとしてカッパの上着だけはお店に脱いで入りたいので、バックを背負わないで良いジャイロキャノピーは控えめに言って神です!
料理の型くずれ・汁こぼれの危険が少ない
ジャイロキャノピーで配達する場合、基本的に配達バッグを担がないので料理の型くずれや汁こぼれの危険性を最小限に減らすことができます。
過去に私がジャイロキャノピーで配達した商品は、詰め込みに緩衝材を使ってはいますが、型くずれや汁こぼれを起こしたことは一度もありません。
急発進や急ブレーキをしないように注意しているとはいえ、スクーターで配達しているときには完全には防げなかったので、それに比べれば安心度は高めです。
バイザー効果で多少の雨や風ならへっちゃらです!

ジャイロキャノピーには大型ルーフが装備されていますが、そこにワイドバイザーをプラスすると雨の日でもびっくりするほど濡れません。
経験上、大雨でなければカッパはズボンだけで十分! 上半身はほとんど濡れないので上着は必要ありません。
カッパの上着を着たまま入店するのはお店の迷惑になるので、脱ぐ手間が省けるのはかなりのメリットと言えるでしょう。
強風には要注意!

大型ルーフが付いてると風の影響を受けやすいので、強風の日に運転する場合には細心の注意が必要です。
無理な運転を行うと、風にあおられて思わぬ事故を引き起こしてしまいます。
風が強い日は、大型車の通行が多い幹線道路はなるべく使わず、スピードを控えて急な車線変更は行わないようにしましょう!
携帯電話が濡れない!USB電源でバッテリーに不安なし!

ながらスマホが厳罰化されているいまだからこそ、常にスマホを触らないでもいい様にステーを取り付けるのがおすすめです。
大型ルーフにステーを取り付けて、携帯ホルダーとUSB電源を取り付ければスマホを充電しながら運転できます。
しかも、大型ルーフで雨をしのげるので、不具合を起こす可能性が低く、スマホも濡れることはほとんどないので、水没の心配をしなくていいのは嬉しいですね!
ミニカー登録車のメリット
一般の自動車と同じ速度での走行が可能に!
ミニカー登録は「原付バイクの30キロ制限 を解除するために行う」と言っても過言ではありません。
ミニカー登録を行えば、普通車と同じ制限速度で通行することができます。
※ただし、最高制限速度は60キロで自動車専用道路を通行することはできません。
原付バイクで走行していてスピードオーバーで警察に捕まったことはある方には、特にこのメリットの重要性が分かっていただけるはずです!
※私は、50キロ制限の道を40キロで走行していて違反切符を切られたことがあります…。
二段階右折をしなくても良い

ミニカー登録車は原付バイクですが、二段階右折をする必要がありません。
そのため、配達エリア内に三車線以上の道路が多くある地域では、配達効率が格段にUPします。
現在原付バイクで配達している方がジャイロキャノピーに乗り換えたら、二段階右折をしないだけでこんなに快適になるのかと驚くはずです!
ヘルメットを着用しなくてOK!
ミニカー登録車にはヘルメットの着用義務がないので、ヘルメットを被らずに運転していても交通違反にはなりません。
たまに白バイに止められることがあるかもしれませんが、罰則は科せられません。
ただしノーヘルはとても危険なので、事故をしたときのことを考えると推奨できません!
おしゃれなタイプでもいいので、必ずヘルメットは着用しましょう!
ミニカー登録車のデメリット
運転には普通自動車免許が必要
ジャイロキャノピーは50CCの原付バイクですが、ミニカー登録を行うと運転には普通自動車免許が必要になります。
もし、原付免許しかお持ちでない方がミニカー登録車に乗りたい場合は、普通自動車免許を取得してからにしましょう!
ノーマル車と比べると割高になる
ミニカー登録を行うには後輪に専用部品を取り付ける必要があり、ジャイロキャノピーを購入する場合、車体代+別途改造費が必要になります。
改造費はバイク屋さんによって異なりますが、パーツ代+工賃で5万円~10万円程度掛かると思っておきましょう。
ミニカー登録車すると燃費が悪く感じる

ジャイロキャノピーは、燃費が54.5km/L(30km/h走行時)とスーパーカブ並みに良く、すかいらーくガストやマクドナルドなど、数多くの会社で配達車両として採用されています。
常にマックススピードで走らなければそこまで気にすることはありませんが、ノーマル車と比べるとミニカー登録車はスピードを出していい分、燃費が少し落ちます。
30キロ以下で走行しているときと比べると、1~2割程度燃費が悪くなっていると感じます。
ノーマル車より危険度が高い
ミニカー登録者の多くは、ヘルメットを被らなくても罰則がない為、ノーヘルで運転しているそうです。
体を守ってくれそうな大型ルーフも、事故時にはなんの意味もありません。
逆に強風時には大型ルーフのせいで危険度が増すので、様子をみて早めに稼働を止めるなど未然に事故を防ぐことが重要です。
また、もし任意保険や労災保険に加入していない方は、いざというときのために保険加入の検討もお忘れなく!
ジャイロキャノピーミニカー登録車のまとめ
利便性と配達効率が上がる半面、購入費や固定費などの費用面が割高になるジャイロキャノピーのミニカー登録車。
ですが、実際に使用してみた感想は「購入して良かった」の一言に尽きます。
私見ではありますが、雨の日だけでなく寒い日の稼働も億劫でなくなり、経費面が少々掛かっても問題ないという印象です。
本気でフードデリバリーを頑張ってみようと思っている方、今より少しでも収入を増やしたいと思っている方は、ジャイロキャノピーの購入を検討してみるのをおすすめします!