【100均DIY】スマホ用サンシェードを自作!夏の直射日光&熱暴走を防ぐ裏ワザ
夏の配達中、スマホが異常に熱くなったり、画面が暗くなって見えづらくなったりして困った経験はありませんか?
Uber Eats の配達中はスマホをナビ代わりに使い続けるため、バッテリーの消耗が早い/アプリが重い/フリーズするといったトラブルが起こりがちです。
これらの原因の多くは直射日光と高温によるスマホの熱暴走によるものです。熱でスマホがシャットダウンして配達が続けられなくなる…なんて最悪の事態もあり得ます。
そんなトラブルを防ぐために、今回はスマホを直射日光から守るサンシェード(日除け)を100均グッズで自作してみました。
この記事では、実際に作って使ってみた感想とともに、誰でも簡単にできる自作方法を詳しく紹介します。
- なぜスマホ用サンシェードを自作しようと思ったのか
- 【100均でOK】スマホ用サンシェードの自作に必要な材料
- スマホ日除けの作り方と自転車・バイクへの取り付け方法を解説
- 100均スマホ日よけの耐久性は?1年間使った正直な感想
- まとめ(スマホ用の日よけを自作)
なぜスマホ用サンシェードを自作しようと思ったのか

配達を始めたばかりの頃は、日除けを付けずにスマホホルダーにそのまま装着していました。
でも、晴れた日は画面が暗くなって見えにくくなるし、日差しが反射してとにかく見づらい。さらに、Uber Eatsの配達アプリは常に位置情報を使うし、バッテリーを充電しながら使ったりすると、スマホがどんどん熱くなってしまいます。
夏になると、そこに直射日光まで加わってスマホの温度は一気に上昇。不具合が起きやすくなったり、最悪の場合はアプリが落ちたり、スマホ自体がシャットダウンしてしまうこともあります。
参考:iPhoneの動作温度と温度管理についてまた、最近のスマホは標準で防水機能付きなので小雨くらいでは壊れませんが、画面が濡れると見づらくなるし、タッチ操作も反応が鈍くなってかなりのストレス。突然の雨にも備えたいところです。
サンシェードを自作することに
こういった問題を解決できないか悩んでいた時、スマホ用のサンシェード(日除け)を使っている人がいることを知りました。
さっそくAmazonで探してみると……

スマホ用の日傘といった感じですね。
うーん、これでも使えないことはなさそうですが、ちょっとイメージと違います。

最近では、スマホホルダーメーカーの Kaedear(カエディア) から、サンシェードが一体になったスマホホルダーなんていう便利な商品も登場しています。日除けにも雨除けにもなり、見た目もかっこいい優れものです。
ただし……やっぱりお値段はちょっとお高め。最初からそこまで出すのはためらってしまいますよね。
「まずはお手頃なもので試してみたい」「とりあえず日除け効果だけ体感できればいい」、そんな人におすすめなのが自作サンシェードです!
「え、自作って難しそう…」「めんどくさそう…」と思うかもしれませんが、やってみたら意外と簡単。しかも材料はすべて100均で揃います。もし失敗してもダメージが少ないので、気軽にチャレンジできますよ。
材料はこちらの動画を参考にさせていただきました
【100均でOK】スマホ用サンシェードの自作に必要な材料
手作りサンシェード(スマホ日よけ)の作り方を紹介します。
必要な材料はたったの2つです。
- 置くだけで音が広がるスマホスタンド
- 結束バンド(30cm)
サンシェードを固定するためのスマホホルダーは別途必要です
置くだけで音が広がるスマホスタンド

「置くだけで音が広がるスマホスタンド」は、本来は車内などの不安定な場所でスマホを充電しながら置けるように作られた商品です。
音が広がるような形になっていますが、これがスマホ日よけの傘の部分としてピッタリです。スマホを置くための商品というだけあってサイズ感もバッチリです。
この商品は、100円ショップの「CanDo」や「ダイソー」で販売しています。
結束バンド(30cm)

結束バンドは、スマホ日よけの傘の部分とスマホホルダーを結んで固定するために使用します。
屋外や日が当たる場所でも長く使えるように、耐候性のある結束バンドを選びましょう。
結束バンドも100円ショップで購入できます。「置くだけで音が広がるスマホスタンド」を買う時に一緒に買うのがオススメです。
スマホ日除けの作り方と自転車・バイクへの取り付け方法を解説
スマホ日よけの作り方は、とても簡単です。
- 「置くだけで音が広がるスマホスタンド」の底に結束バンドを通す
- スマホホルダーに固定する
- 長さが足りない場合、継ぎ足して連結する
画像付きで解説していきます。
1.「置くだけで音が広がるスマホスタンド」の底に結束バンドを通す

まず、「置くだけで音が広がるスマホスタンド」の底の穴に結束バンドを通しましょう。
本来は充電コードを通すための穴ですが、結束バンドで固定するためにも最適な位置と大きさになっています。
2.スマホホルダーに固定する

「置くだけで音が広がるスマホスタンド」を本来の用途とは逆さまに取り付け、通した結束バンドを車両に取り付けているスマホホルダーに巻きつけるようにして軽く固定します。
取り付ける角度によってはスマホへの目線をさえぎってしまうので、実際に車両に座った状態で一番見やすい角度でしっかり固定します。
結束バンドが前面にきてしまうと、スマホホルダーの種類やスマホカバーの厚みによっては、スマホを取り付けた時に干渉してしまう場合があります。
また、留め具とホルダーを分離できるタイプのスマホホルダーもあるので、その場合は留め具に固定するなど最適な固定方法を探ってみてください。
3.長さが足りない場合、継ぎ足して連結する

上の写真は裏側を写した写真です。
結束バンドは、1本でも十分固定できますが、不安な人は2本以上での固定をオススメします。
スマホ日よけを取り付けた後、手で動かしてきちんと固定されているか確認しましょう。万が一走行中に外れてしまうと非常に危険です。
また、実際にスマホを装着してみて、干渉がないか、取り外しに支障がないかも確認しましょう。
作業時間は30分くらいでした。すごく手軽に自作できるので、ぜひ挑戦してみてください!
100均スマホ日よけの耐久性は?1年間使った正直な感想

ややスマホを取り出しにくいけど耐久性◎
自作したスマホ日よけを1年以上使用していますが、稼働中に外れたり壊れたりすることもなく、全く問題なく使えています。
バイクに取り付けた当初は、走行中の振動で日よけが微妙に動いてしまうことがありました。結束バンドをきつく締めて、ガッチリ固定した後は全く動かず快適に使えています。
もし壊れてしまったとしても、材料費はたった200円なので、また作り直せばOKです。気楽に使えるのはいいですね。
唯一気になる点が、スマホをホルダーから取る時に少し外しにくく感じることでしょうか。日よけのメリットを思えば全然許容できる範囲かなと思います。
画面が日光や雨で見づらい問題をバッチリ解決
実際に配達で使ってみて、日光でスマホが見づらくなる問題は解決しました。
日よけ(サンシェード)を導入するまでは、マップを確認するためにわざわざ日陰に移動してからスマホを見ていましたが、その一手間が要らなくなったのは大きいです。
信号待ちなどでチラッとスマホを見るだけでマップを確認できるようになり、余裕をもってストレスなく配達できるようになりました。
直射日光が当たらなくなったことで、スマホが熱で壊れる心配も軽減されました。実際、急激なバッテリーの減りや、フリーズなどのトラブルは起きていません。
また、雨の日はスマホが濡れないようにスマホホルダーを使わずポケットにしまっていましたが、スマホ日よけのおかげで濡れる心配がなくなりました。
晴れの日と同じようにスマホホルダーが使えて、快適に配達することができています。
- 雨の日の稼働についてのオススメ記事はこちら
まとめ(スマホ用の日よけを自作)
スマホのサンシェードはあったら便利ですが、絶対に必要なものではないし、最適な商品もあまり多くはないのが現状です。
そのため、わざわざ買ってまで付けなくてもいいかなと先送りにしている人が多いと思います。
しかし、100均の商品2つで自作できるとなったら、試してみる価値ありなんじゃないでしょうか!?
実際、私も使ってみるまでは半信半疑というか、上手くいけばいいなくらいの気持ちだったのですが、今では手放せないものになりました。
これほどコスパがよく効果が実感できるアイテムはなかなかないと思うので、気になった方はぜひ試してみてほしいです!