バイクのグリップヒーターとハンドルカバーを使ってみた!真冬のフードデリバリーは寒さ対策が必須!

noshiftデリバリーワーク編集部

フードデリバリーでバイクを走らせていると、冬の寒さが本当にきついです!

特に指先がかじかんでくるとバイクの操作もおぼつかなってしまって危ないですよね。

今までは厚手の手袋でなんとかしていたのですが、スマホ対応でも細かい操作はしにくいし、商品の受け渡しをするたびに着脱するのも手間だし、どうにかしたい!と思っていました。

そんな時にネットショッピングをしていて、バイクのハンドルを温めるグリップヒーターなる商品を見つけました!さらにハンドルカバーと併用することでもっと温かくなるみたいです!

そんなに高いものではないし、試してみるしかない!ってことで購入してみました。装着方法や使用感について紹介していきます!

目次
  1. グリップヒーター
  2. ハンドルカバー
  3. 使ってみた感想
  4. まとめ

グリップヒーター

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グリップヒーターとは、ハンドルのグリップ部分を温める装置です。

グリップごと交換するタイプと、シート状のヒーターを巻き付けるタイプがあります。

交換するタイプは見た目は自然だし、握った感触も純正グリップに近くて使用感は良いですが、交換する手間がかかるし値段も高額です。

それに対して巻き付けるタイプは簡単に取り付けることができ、値段も安いです。そのかわりヒーターの厚みが出たり素材が変わってしまうのでグリップの感触は悪くなります。

どちらがいいかは予算や好みになりますが、今回はとりあえず試しということで巻き付けタイプのグリップヒーターを選びました。

Amazonで探してみたら似たようなグリップヒーターがたくさん並んでいましたが、どれも値段はだいたい2000~3000円くらいですね。

実際に届いた商品がこちらです。

説明画像が明らかに中華製品なので少し心配でしたが、ちゃんと箱に入ってるし、日本語も書いてあるので安心しました。

開封してみるとこんな感じです。

説明書には使い方や取り付け方が載ってるし、ケーブルをまとめる結束バンドも付いてます。親切ですね。

取付方法は思ったよりも簡単でした。シートをグリップに巻き付けて、マジックテープでくっつけるだけです。

ハンドルに沿わせて配線を結束バンドで留めて、反対側も同じようにすれば取り付け完了です!5分もかかりませんでした。

USBコネクタを繋げれば使える状態になります。電源はバイクから取る方法もあると思いますが、自分はモバイルバッテリーをポーチに入れてハンドルバーに固定しました。

電源ボタンを押すと白色に光り、ボタンをポチポチ押すごとに赤→オレンジ→黄→緑→青と変化します。これが温度調整になっています。

電源を切る時は長押しするだけです。最後に設定した温度を記憶してくれて、再び電源を入れた時に同じ温度設定にしてくれます。使うたびに何度もポチポチしなくても大丈夫です。

ハンドルカバー

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ハンドルカバーは、鍋つかみのミトンがデカくなったみたいなやつです。

おばちゃんの自転車に付いてるっぽいというか、見た目が残念な感じになるので避けたかったですが、寒いのに比べれば見た目なんてどうでもいいです!

せっかくグリップヒーターを付けても風にさらされたままだとすぐに冷えてしまうので、ハンドルカバーで保温効果を高めます!!

ハンドルカバーにも色々と種類があって、素材、防水性能、カラーバリエーションなどそれぞれです。

手を出し入れしやすく、防水性があって、ロゴなどが入っていないデザイン、という基準で選んでみました。

実際に届いた商品がこちらです。

透明ビニールに説明書の紙が1枚だけというシンプルな梱包です。

2000円くらいだったから材質や縫製にはあまり期待してなかったですが、思ったより出来がいいです。

大阪繊維資材という日本のバイク用品メーカーのもので、品質はまったく問題なさそうです!

取り付け方は、側面に空いている2つの穴にハンドルとレバー(アクセル、クラッチ)を通すだけです。

穴の大きさが小さめなので、けっこう強引にねじ込まないと入りません。

隙間風が入ったら意味がないし、穴がきつめになってるのはしょうがないですね。

しっかりと奥まで差し込んだら固定します。ミラーを穴に通して固定する方法と、紐でくくる方法があります。

ミラーで固定した方が安定感があっていいと思いますが、とりあえず紐で固定しておきました。

しばらく使ってみて紐が緩んだりしそうであればちゃんとミラーで固定しようと思います。

反対側も同じようにすれば取り付け完了です!

手を入れるところはこんな感じになってます。

紐を絞ることで調整できるので、頻繁に出し入れする時は広くして、寒い時や長時間走る時は狭くすると良さそうです。

使ってみた感想

グリップヒーターとハンドルカバーを付けた状態で、実際に走ってみました。

グリップヒーター

電源をオンにすると10秒もかからず温かくなり、始動はかなり早いです。

筒状のホッカイロを握ったような温かさで、素手だと手に汗をかきそうなくらいです。強弱を調整できるので熱すぎるということはありません。

温まるのは直接当たる手のひらだけなんですが、一番温めたいのは指先なので、そこがちょっと行き届かない感じはありますね。とはいえ、グリップヒーターを付ける前に比べたら指先の感覚は全然マシになりました。

握った感触としては、グリップの径が大きくなってしまうので最初は少し違和感があるものの、しばらく使っていれば慣れる範囲かなと思います。

アクセルをひねった時にシートが滑らないか心配でしたが、裏面はゴムのような素材で摩擦力があるので、滑ることなくアクセルの動作も問題ありませんでした。

ハンドルカバー

驚くくらい風や冷気が入ってきません。アウトドア用の厚手の手袋と比べてもそん色ないくらい、寒さをシャットアウトしてくれます。

冷気を通さないのと同時にグリップヒーターで暖まった熱気を逃さない役割もあり、しばらく使っているとこたつみたいな状態になります。やはり2つ合わせて使うのが効果的ですね!

ただ、操作性という面では正直あまり使いやすいとは言えません。エンジンをかけるセルボタンや、方向指示器のボタン操作がやりにくいです。

カバーの中に手を入れた状態でも押せる構造ではあるんですが、触った感触で位置が分かりづらくて手探りになってしまいます。

方向指示器を親指で操作して、操作が終わったらグリップを握るために元の位置に戻る動きもやりづらいです。

操作面でやや不満はあるものの、手がかじかんだり震えてしまって思ったように動かなくなるのに比べれば、多少動きにくくても温かい方がはるかに良くなりました!!

まとめ

グリップヒーターとハンドルカバーで手指の寒さはかなり和らぎました!

かかった費用は5000円ほどです。真冬の高単価であれば2~3時間で稼げる金額ですし、それで冬を乗り越えられるなら全然ありですね!

やっぱり冬って寒さが限界で帰りたくなってしまうことが多いので、温まることで稼働時間が伸びればすぐに取り戻せるはずです!

取り外しが簡単なので付けっぱなしにしておく必要はなく、温かくなってきたら外して、また寒くなってきたら付け直せばOKです。

ただ、温まるのは手だけなので、他の部位に使えるあったかグッズも欲しくなりそうではあります。電熱ベストPR電熱ズボンPRも使えば最強ですね!!

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