稼ぎ時の真冬を乗り切る防寒対策【配達女子にオススメ】(Uber Eats ・Wolt・出前館 etc.)

noshiftデリバリーワーク編集部

寒い冬は外出がおっくうになりがちですよね。

と言うことは、フードデリバリーの注文がズバリ増えます!寒くなればなるほど、短時間の勤務でも効率よく稼げる季節なのです。

しかし、体を冷やすと百害あって一利なし!特に冷え性が多い女子にとっては大敵です!しっかりとした防寒対策で配達に臨みましょう。

この記事では、防寒の基本や乗り物別の服装の例など、配達女子に役立つ情報をご紹介します。

  • 配達デビューして初めての冬を迎える初心者さん
  • 冬は寒くて働く日は少な目だけど、もう少し頑張ることも検討中の初~中級者さん

このような方へのヒントになれば嬉しいです。

目次
  1. 防寒の基本~温めるべき場所やコツ~
  2. 乗り物別の対策~自転車の場合~
  3. 乗り物別の対策~バイクの場合~
  4. 長時間や天候問わず入るガチ勢の場合
  5. 【豆知識】女子に冷えは大敵!その理由と対策
  6. まとめ

防寒の基本~温めるべき場所やコツ~

冬の屋外で寒さを防ぎ体をより冷やさないようにするには、体の「首」とつく部分(首・手首・足首)をガードすることが基本、かつ重要です。

ハイネックの服+ネックウォーマーで首を露出しないのが冬の仕事時の基本装備になります。マフラーはほどけたりするので仕事時はやめておいた方が無難でしょう。

耳も寒さがつらい場所のためガードが必要です。ネックウォーマーを選ぶ際に耳も隠れるタイプを選ぶと温かいです。イヤーマフ(耳あて)を使う時は、自転車のヘルメットの邪魔にならないバックアームのタイプがオススメ。

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見た目は横に置いてとにかく防寒重視の場合は、目出し帽タイプが耳と頭も温かくてオススメです。

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  • 手首

スマホ操作ができる手袋を用意しましょう。モンベルなどアウトドアブランドのものがオススメです。

また、上着は袖から隙間から風が入ってこないタイプを選ぶとより温かいです。

  • 足首

防寒タイプのブーツが暖かくて特にオススメです! 足首の長さはこの商品くらいあると温かいです。

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動きやすさ重視でスニーカーの場合は、ハイカットかミッドカットのものを選び、長めで厚手のソックスを合わせる感じです。

※仕事で使う靴は、靴底の指の付け根部分がしっかり曲がるものを選ぶと疲れにくいです。

着ぶくれせずにしっかり防寒するコツ

冬の屋外で寒さから身を守るためには、アウトドアで「レイヤリング」と呼ばれている重ね着テクニックを参考にしましょう。

ベース(肌着)はヒートテック的なタイプが大活躍

寒くても仕事時にモコモコ着込むと動きにくいので、ヒートテックに代表されるような機能性肌着を上手に使いこなしましょう。

上半身は8部丈(ババシャツ的な長袖タイプ)を普段から愛用している女子は多いとは思いますが、配達仕事の時は下半身に9部丈のスパッツ(レギンス)タイプを追加するのがオススメです。

筆者のオススメの肌着はしまむらの「ファイバーヒート」シリーズです。とても安価なのでどんどん買い足せてお財布に優しいです。厚さは3種類あり、綿のタイプもあります。

ミドル(中間)は基本ハイネック

首はハイネックの服とネックウォーマーで二重に温めるのがオススメです。体感温度がぐんと変わります。

アウター(上着)はお尻が隠れる丈がオススメ

上着は短すぎても腰が冷えるし、長すぎてもちょっと動きにくいので、お尻が隠れるぐらいの丈が丁度良いでしょう。

真冬は腹巻もプラス

お腹を温めることで体感温度がぐんと変わるので、上記の肌着+腹巻を付けるとさらに温かくなります。

ものすごく寒い日はお腹に使い捨てカイロを貼るのがオススメなのですが、腹巻の上にカイロを貼ることで低温やけどを防ぐこともできます。

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締め付けるのはNG!

特に下半身の肌着ですが、サイズが小さいとゴムがキツかったりして血流を妨げてしまいます。血流が悪いとかえって冷えの原因になってしまって逆効果です。ジャストサイズ~やや大きめぐらいのものを選ぶのがオススメです。

ちなみに、脚の付け根(鼠径部)を締め付けすぎると冷えやむくみに繋がります。ボトムに身に着けるもの全般でキツくないものを選ぶのが良いでしょう。

あと、女子は特に足先が冷える人が多く、靴下を2枚履いてしまう時があると思いますが、これでジャストサイズの靴を履いてキツキツになるとやはり血流が悪くなってしまいます。

仕事用の防寒ブーツやシューズは、少し大き目のサイズを選んでおくと、靴下2枚重ねや温かい中敷き、靴用カイロなども導入しやすいのでオススメです。

温かい飲み物で体の内側から温める!

配達時に飲み物を持ち歩くと思いますが、冬は小さめの保温ボトルに温かい飲み物を入れておくとよいでしょう。

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カフェインは利尿作用があるので、ノンカフェインの飲み物(麦茶、黒豆茶、カフェインを取り除いてある緑茶やコーヒー等)がオススメです。

筆者はお湯(ミネラルウォーターを沸かしたもの)派です。味は当然ない(笑)ですが、ボトルに詰める時の温度調整がしやすいのがメリットです。

乗り物別の対策~自転車の場合~

冬でも自転車を漕いでいると体は温まってくるので、昼間は特に気温によっては汗をかくこともあります。

汗が外気に触れて乾く「汗冷え」がこれまた寒いです! 汗冷えが起きるほどの汗をかかないよう、体温調節の工夫が必要です。

上半身は着脱しやすい重ね着がオススメ

前の章でも紹介しましたが、仕事の時の上半身は、

  1. 肌着(ヒートテック等)
  2. ハイネック
  3. 2の上にプラス1枚
  4. 上着(ダウンジャケット等)

というのが冬の仕事時のメインスタイルになると思います。

自転車の時は、2のハイネックをそんなに厚手のものにせず、3のプラス1枚は脱ぎやすい前開きタイプのものをチョイスするのがベストです。

ユニクロの「ウルトラライトダウンコンパクトジャケット」のように小さく畳めるものだと使い勝手が良いですね。

肌着の厚さを調節しよう

基本の章でも紹介した肌着(ヒートテック等)ですが、薄手と厚手など複数のタイプを気温や稼働時間に応じて変えるのがオススメです。

冬でもポカポカ陽気の時や、暖房が効いたショッピングセンター内のお店の注文が多いエリアで稼働する時などは薄手でOKです。

下半身の防寒着は常にフル装備でOK

上半身と比べて下半身は温まりにくいため、基本的にいつも完全防備でOKです。肌着(スパッツ等)は厚手のもので、パンツも裏起毛の温かいもの(ユニクロなら「ヒートテックウォームイージーパンツ」)を穿くのがオススメです。

脚が冷えてしまうと全身も冷えやすく、むくみの原因となるので、常にポカポカを意識しましょう。元から冷え性の女子は、特に血流が多い太ももを冷やさないことが重要です。

乗り物別の対策~バイクの場合~

バイクは自転車と違って体が温まる機会がなく、とにかくひたすら寒いです! 特に夜は非常に冷えます!

しっかりとした対策が必要です。

基本の重ね着に一工夫

服装の枚数や重ね着スタイルは上記の自転車と同じですが、肌着と上着はより防寒機能が高いものを選ぶのがオススメです。

肌着はミズノ「ブレスサーモ」などの高機能タイプ、上着はアウトドアの時に着るような風を通さない工夫がしてあるものが良いでしょう。

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配達女子は1日1~3時間など副業ボリュームでの稼働が多いので、あまり費用はかけたくない人が多いかも知れません。そんな時にはワークマンがオススメです!

かなり安い価格帯でいろいろな防寒ウェアが揃っています。

公式サイトには「#ワークマン女子 (WORKMAN GIRL)」というブランドページもあります。ここ以外の商品ページも女性モデルの着用例が載ってたりして分かりやすいです。

ハンドルカバーが見た目は置いといて強くオススメ

女子だと可愛いスクーターの方も多いので、率直に言ってダサいハンドルカバーを装着するのは躊躇するとは思います。が、走っている時に受ける風や雨を遮断してくれる配達員には非常にありがたいアイテムです。

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ちなみに、筆者は夜に帰宅することが多かった時には風防(スクリーンやウインドシールドとも呼ばれる透明ガード)を付けていました。こちらもやっぱり見た目的には非常に微妙ですが、風の直撃から胴体をガードしてくれてとても良かったです。

ただ、フードデリバリーでは1回の走行は10分前後が多いと思われるので、よっぽどの寒がりじゃなければ風防まではなくても大丈夫かとは思います。

長時間や天候問わず入るガチ勢の場合

今年の冬は丸1日や雨の日も配達して稼ぎたい!という女子は、とにかく濡れないことを意識して質の良い防寒・防水ウェアを用意することが絶対に必要です。

体中どこも濡らさないことがマスト

冬に服が濡れるとひたすら体温を奪われてずっと寒くて風邪をひくリスクが非常に高まります。山とかだと命が危ないのを想像していただければわかりやすいと思います。

もし急に雨や雪が降って体が濡れたり靴から浸水したら、もうその日は稼働終了した方がいいです。

絶対に濡れないためにはレインウェアを持ち歩くことになりますが、配達の仕事ではコートタイプではなくセパレートタイプを選びましょう。また、防水性能にもこだわって選ぶことが重要です。

登山などで使うようなゴアテックス生地の商品が信頼感抜群ですが、有名ブランドのものは非常にお値段が張るのがネック。アウトドアブランドならプロモンテはお手頃価格のものが選べて人気です。また、ミズノ、ワークマンも配達員に評判がよい商品があります。

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ワークマンでは防寒・防水シューズもお買い得ですが、女子だとサイズが難しいかも知れません。店頭でちょうどいいサイズに出会えなかった時は、やはりアウトドアブランドのものを選ぶと良いでしょう。

使い捨てカイロを貼る場所は?

長時間屋外にいるとどうしても底冷えするため、使い捨てカイロを効果的に利用しましょう。お腹や腰に貼っている女子が多いとは思いますが、ほかにもオススメポイントがあります。

それは、首(首と背中の間の骨が出ているところ)、背中(肩甲骨の間)、足首(くるぶし周辺)です!

首と足首は、前の章でも紹介しましたが防寒では重要な場所。背中は僧帽筋とツボが温められるカイロメーカーもオススメする場所です。

使い捨てカイロ 温まる仕組み / 貼る場所による効果的な使い方 | KINCHO

【豆知識】女子に冷えは大敵!その理由と対策

不調の原因は冷えかも?

冬は風邪をひいたりしなくてもなんとなく調子が悪い時がありますよね。それは冷えが原因かも知れません。

体の冷えを放置しておくと以下のような症状が出る時があります。

  •  内臓の働きが悪くなり、免疫力が低下。風邪や感染症などにかかりやすくなる。
  •  からだが冷えるので、だるさや下痢、月経不順、不眠、肩こり、頭痛などの不調が起こりやすくなる。
  •  美容にも冷えは大敵。全身の新陳代謝が悪くなることで、抜け毛、白髪、肌の乾燥やくすみ、肥満などを招く。

引用元:オムロン式美人

上記のようにじわじわくる不調はもちろんのこと、冷え性だと冬は特に睡眠の質が落ちがちで疲れが取れにくくなるのも困りものです。

普段から体を冷やさないことを意識して改善に努めましょう。

湯船につかろう

冬の寒さで体が冷えると無意識のうちに力が入ってしまい、肩や背中のコリも悪化してしまう人も多いのではないでしょうか。

配達だと自転車orバイクに乗って同じ姿勢をしているため、腰もなんだか凝った感じがする時もあるかも知れません。

そうした1日の疲れを残さないためには、やはり湯船に浸かるのがオススメです!

炭酸系の入浴剤を入れると特に温まります。また、睡眠の質を上げるためには、寝る2~3時間前のお風呂が理想だと言われています。

ちなみに、配達時に雨からスマホを守れるジップロックはお風呂でスマホを楽しむ時にも役立ちます。

  • 半身浴と全身浴の違い

冷え性の女子は日ごろから意識して湯船に入っているとは思いますが、半身浴と全身浴のどちらが効果的なのか気になりますよね。

どちらにも特徴やメリットがあるので、普段は短時間で疲労回復できる全身浴、時間に余裕がある日は長時間でゆっくり回復できる半身浴がオススメです。

  • 全身浴…水圧で血流がよくなって疲れが和らぎますが、一方で体に少し負担がかかります。体調にあった温度や時間入りましょう。
  • 半身浴…足のむくみに効果的だとされていますが、上半身が冷えないようにする工夫が必要です。
全身浴と半身浴、どんな効果があるの? | お風呂なび | アース製薬

まとめ

たとえ日中の短時間でも冬場に屋外にいるとやっぱり冷えます!

風邪をひいては元も子もないので、初めて冬の配達に挑戦する時は少しずつ時間を増やして体を慣らしていくことを強くオススメします。

稼働時間を自分で調整できるのがフードデリバリーの良いところの1つなので活用しましょう!

だんだん慣れてきて夕方~夜に挑戦する場合は、昼間より寒くなることを想定してしっかりとした防寒対策を用意してくださいね。

そして冬にしっかり稼いでホクホクしましょう♪

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